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筋トレは何回できたら重量を上げる?|初心者向け負荷設定の考え方

筋トレの重量を上げるタイミングは、「12回できたら必ず上げる」ではなく、目標回数を正しいフォームで安定して行えるようになったときが目安です。

初心者の方なら、例えば

10〜12回×2セット

を目標にしている場合、

  • 1セット目:12回
  • 2セット目:12回
  • フォームが崩れない
  • 反動を使っていない
  • 痛みがない
  • 最後に1〜2回程度の余力がある

という状態を安定して作れるようになったら、次回から少し重量を上げる方法がおすすめです。

ACSMのレジスタンストレーニング指針では、設定した回数より1〜2回多く行えるようになった場合、負荷を2〜10%程度増やすという漸進方法が示されています。

初心者の方は難しく考えず、

「フォームを崩さず上限回数までできるようになったら、次の重さを試す」

と覚えておきましょう。

なぜ重量を少しずつ上げる必要がある?

筋トレを始めた頃は、同じ重量でも十分にきつく感じます。

しかし、数週間続けていると、

「以前より楽にできる」
「10回だったのが15回できるようになった」
「翌日もほとんど疲れなくなった」

という変化が出てきます。

これは、身体がその負荷へ適応してきた一つのサインです。

同じ重量・回数だけをずっと繰り返すより、身体の変化に合わせて少しずつ負荷を調整する「漸進性」が重要です。2026年に公表されたACSMの最新ポジションスタンドでも、健康な成人には**progressive resistance training(漸進的な筋力トレーニング)**が推奨されています。

ただし、

重くすること自体が目的ではありません。

私たちALIVE GYM 24Hのトレーナーも、

「重量を上げる前に、まず今の重量をきれいに扱えるようになりましょう」

とお伝えしています。

初心者は「10〜12回」を一つの目安に

筋トレ初心者の場合、最初は10〜12回程度を丁寧に行える重量から始めると分かりやすいです。

ACSMでも、初心者の筋力トレーニングでは8〜12RM程度の負荷が従来から基本的な範囲として示されています。

ただし、「12回できなければ失敗」ではありません。

例えば、

1回目

40kg
10回・9回

2回目

40kg
11回・10回

3回目

40kg
12回・12回

と少しずつ増えていけば、それ自体が進歩です。

3回目でフォームも安定しているなら、次回は一段階重量を上げてみてもよいでしょう。

初心者におすすめの「ダブルプログレッション」

重量設定で迷いやすい方におすすめなのが、先に回数を増やし、その後重量を増やす方法です。

例えばレッグプレスを、

目標:10〜12回×2セット

に設定します。

STEP1

50kg
10回・10回

そのまま継続。

STEP2

50kg
12回・11回

まだ同じ重量。

STEP3

50kg
12回・12回

フォームも安定。

STEP4

次回55kgへ。

すると、

55kg
10回・9回

まで回数が下がるかもしれません。

そこから再び10〜12回を目指します。

回数を伸ばす

重量を少し上げる

また回数を伸ばす

この繰り返しです。

初心者の方には非常に分かりやすい進め方です。

「12回できた」だけでは重量を上げなくてもいい

ここが重要です。

12回できても、

  • 身体を大きく反っている
  • 勢いをつけている
  • 戻す動作が速すぎる
  • 可動域がどんどん小さくなっている
  • 最後はフォームが完全に崩れている

のであれば、重量アップを急ぐ必要はありません。

例えばラットプルダウンで、

12回はできたけれど最後の3回は身体を後ろへ大きく倒している

のであれば、

「12回できた」ではなく「正しいフォームでは9回程度だった」

と考えた方がよいでしょう。

重量を決めるときは、数字だけでなく動作の質を確認します。

「あと何回できそうか」も確認する

初心者の方に便利なのが、

「終わったあと、あと何回できそうだったか?」

という考え方です。

例えば12回終えて、

「あと10回できそう」

なら軽すぎる可能性があります。

反対に、

「12回目で完全に限界。フォームも崩れた」

のであれば重すぎる可能性があります。

初心者なら、

最後にあと1〜3回程度できそう

という余裕を残すくらいから始めても構いません。

最新のACSMレビューでも、一般的な筋力・筋肥大のために、毎セット必ず完全な限界まで行う必要があるとはされていません。

重量を上げる5つのチェックポイント

重量を上げる前に確認してみましょう。

① 上限回数までできた?

10〜12回が目標なら、12回まで行える。

② 全セットできた?

1セット目だけ12回ではなく、2セット目も安定している。

③ フォームは崩れていない?

反動や過度な身体の動きがない。

④ 関節に痛みがない?

筋肉の疲労ではなく、膝・肩・腰などに痛みが出ていない。

⑤ 何回か同じ結果を再現できた?

たまたま1日だけ調子が良かったのではなく、複数回安定してできている。

この5つがそろったら重量アップを検討しましょう。

何kgずつ上げる?

ACSMでは一つの目安として、2〜10%程度の負荷増加が示されています。

ただし、ジムのマシンでは重量プレートの刻みが決まっているため、必ず2%刻みで調整できるとは限りません。

初心者の方は基本的に、

「次の一段階」

から試せば十分です。

例えば、

20kg

25kg

のように、一つ上の重量へ変更します。

重くした途端にフォームが崩れるなら、元へ戻しましょう。

一度上げた重量を下げることは失敗ではありません。

上半身は重量アップを慎重に

一般的に、

  • レッグプレス
  • ハックスクワット

などの下半身種目と、

  • ショルダープレス
  • ペクトラルフライ

などの上半身種目では、扱える重量が違います。

上半身の小さな筋肉を使う種目では、マシンの1段階アップでも負荷の増加を大きく感じることがあります。

例えば、

15kg→20kg

では数字上5kgですが、15kgから考えると負荷はかなり増えています。

その場合は、

  • 今の重量で回数を少し増やす
  • 動作をより丁寧にする
  • セット数を調整する

など、無理に次の重量へ進まなくても構いません。

マシンによって重量は比較しない

初心者の方によくあるのが、

「レッグプレスは80kgなのに、レッグエクステンションは25kgしかできない」

という疑問です。

問題ありません。

マシンごとに、

  • 構造
  • ケーブル比
  • レバーの長さ
  • 使用する筋肉
  • 動作範囲

などが違うため、表示重量を単純比較することはできません。

さらに、別メーカーのマシンでは同じ「30kg」でも体感が異なる場合があります。

大切なのは他のマシンや他人ではなく、

「前回の自分よりどう変わったか」

を見ることです。

重量だけでなく座席設定も記録する

重量の変化を正確に確認するには、毎回できるだけ同じフォーム・設定で行うことも重要です。

例えば、

レッグエクステンション

座席:4
重量:25kg
12回×2セット

ラットプルダウン

パッド:3
重量:30kg
12回・11回

というように記録します。

座席位置が毎回違えば、同じ重量でも負荷の感じ方が変わることがあります。

以前の記事でもお伝えした通り、

座席→パッド→フォーム→重量

の順番で確認するのがおすすめです。

重量を毎回上げる必要はない

筋トレを始めると、

「毎週重量を増やさないと成長していない」

と思う方もいます。

しかし、そんなことはありません。

進歩には、

  • 同じ重量で回数が増えた
  • 同じ重量なのに楽になった
  • フォームがきれいになった
  • 可動域が広がった
  • 休憩時間が短くてもできた
  • セット数を増やせた

なども含まれます。

重量アップは進歩の一つであって、唯一の指標ではありません。

ダイエット目的でも重量は上げる?

ダイエット目的でも、筋肉量をできるだけ維持しながら体脂肪を減らすためには筋トレが役立ちます。

そのため、

「ダイエットだからずっと軽い重量で20〜30回」

に固定する必要はありません。

正しいフォームで上限回数が楽にできるようになれば、少しずつ負荷を上げて構いません。

ただし、減量中は食事量の変化や疲労によって、毎回重量が伸びるとは限りません。

体重だけでなく、InBodyなどで筋肉量・体脂肪量の変化も確認しながら進めることがおすすめです。

40代・50代からでも重量を上げていい?

もちろん可能です。

年齢だけで、

「ずっと同じ軽い重量でなければいけない」

ということではありません。

ただし、

  • 運動経験
  • 関節の状態
  • 既往歴
  • 疲労
  • フォーム

を確認しながら段階的に進めることが大切です。

若い方と重量を競う必要はありません。

前回の自分を基準に少しずつ進める

という考え方がおすすめです。

初心者向け|重量アップ早見表

状態判断
10回でかなりきつい今の重量を継続
12回できるがフォームが崩れる今の重量を継続
12回×全セット安定重量アップを検討
15回以上楽にできる重量アップを検討
重量を上げたら8〜10回になったその重量で練習
重量を上げたらフォームが大きく崩れる一度戻す
関節に痛みが出る中止・設定を確認

初心者の方は、このくらいシンプルに考えて大丈夫です。

よくある質問

Q.10回できたら重量を上げてもいい?

10〜12回を目標にしている場合、10回できただけなら、まず同じ重量で12回を目指す方法がおすすめです。

Q.12回できたら必ず重くする?

必ずではありません。全セットで12回でき、フォームが安定し、余裕が出てきた段階で検討しましょう。

Q.何%くらい重量を増やせばいい?

ACSMでは、目標回数を1〜2回上回れるようになった場合、2〜10%程度の負荷増加が一つの目安として示されています。

Q.毎回限界までやった方がいい?

初心者が毎セット完全な限界まで行う必要はありません。フォームを維持しながら、少し余力を残すところから始めても十分です。

Q.重くしたら回数が減ってしまいました

正常です。例えば12回できていた重量を一段階上げ、9〜10回になることがあります。その新しい重量で再び回数を伸ばしていきましょう。

三宮でマシンの重量設定に迷っている初心者の方へ

ALIVE GYM 24Hは、三ノ宮駅徒歩5分の神戸三宮にある24時間ジムです。

初心者の方には、

  • マシンの座席調整
  • パッド位置
  • 正しいフォーム
  • 最初の重量設定
  • 回数・セット数
  • 重量を上げるタイミング

なども含めてサポートしています。

初回トレーニングサポートだけでなく、2回目以降のフォームチェックも活用していただけます。

「今の重量が軽いのか分からない」
「何回できたら一段階上げればいい?」
「重量を上げるとフォームが崩れる」

という方は、お気軽にご相談ください。

私たちALIVE GYM 24Hのトレーナーも、

「重量を上げることではなく、正しい動きのまま少しずつ成長することを目標にしましょう」

とお伝えしています。

10〜12回をきれいにできる。

少し重くする。

また10〜12回を目指す。

このシンプルな積み重ねから始めてみましょう。

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