2026.01.29
ブログ
動脈と静脈を知ることが、健康寿命を延ばす第一歩
― 予防医療の視点で考える「血管」と運動の関係 ―
私たちの体には、
**血液を全身に巡らせる「血管」**があります。
その血管は、大きく分けて
動脈
静脈
の2種類。
実はこの2つの働きを理解することが、
病気を防ぎ、健康寿命を延ばすための重要なカギになります。

動脈は、
心臓から全身へ血液を送り出す血管です。
酸素や栄養を、
脳・筋肉・内臓へ届ける役割を担っています。
高血圧
動脈硬化
心筋梗塞
脳梗塞
これらはすべて、
動脈のトラブルが原因で起こります。
静脈は、
使い終わった血液を心臓へ戻す血管。
二酸化炭素や老廃物を回収する、
とても重要な役割を担っています。
特に脚の静脈は、
重力に逆らって血液を戻す必要があるため、
筋肉の力が不可欠です。
静脈の流れを助けているのが、
ふくらはぎの筋肉。
歩いたり、足首を動かしたりすると、
筋肉がポンプのように働き、
血液を心臓へ押し戻します。
そのため、ふくらはぎは
**「第二の心臓」**と呼ばれています。
血流が悪くなると、
病気ではないけれど不調が現れます。
手足の冷え
むくみ
慢性的な疲労
立ちくらみ
集中力の低下
これが、
**予防医療でいう「未病」**の状態です。
運動には、
動脈・静脈の両方に良い影響があります。
血管をしなやかに保つ
血圧を安定させる
動脈硬化の予防
筋肉ポンプ作用を高める
むくみの改善
血栓(エコノミークラス症候群)予防
つまり運動は、
血管全体を守る予防医療なのです。
ただ動けばいいわけではありません。
姿勢が崩れたまま
無理な負荷
偏った運動
これでは、逆に血流を悪くすることも。
予防医療としての運動は、
体の状態を見極めた上で行うことが重要です。
これからのジムの役割は、
筋肉を大きくすることだけではありません。
血流を改善する
未病を防ぐ
健康寿命を延ばす
血管を守るインフラとしての役割が求められています。
動脈と静脈は、
どちらも命を支える大切な存在。
そして血管は、
毎日の習慣で守ることができます。
歩く
筋肉を使う
正しい運動を続ける
これこそが、
最も身近で、最も効果的な予防医療です。
健康寿命は、
血管からつくられます。